Vol.10 高利貸しの女の子

  
  こんにちは のざおです

  先日、なにげに見ていたドラマ『3年B組 金八先生』
  印象に残るシーンがありました。

  —–
  女子生徒 千尋(ちひろ)の家は工場を経営しているのだが、
  商売がうまくいっていない。
  注文はそれなりに入ってくるのだけど
  忙しいだけで儲けがないため、
  資金繰りに四苦八苦してばかり。
  いわゆるワーキングプア状態。

  「なんでこんなに忙しいのにお金がないの」
  「うるせ~なー!」
  両親は毎日、お金のことで喧嘩ばかりしている。

  そんな親を見下す千尋は、
  お金を稼ぐことへの執着心が異常に強い。

  「お小遣いがなくなった」
  というクラスメートに、お金を高利で貸し、
  後輩には過去問を販売するなど躍起になってお金を稼ぐ。
  「友情と勘定は別」と言い切り、
  友達を助けるための募金にも協力しない。
  そんな千尋の悪口が3B裏サイトに掲載されるようになる。

  そんな状況を察し、HRの時間に
  大金があれば何に使うか?を紙に書かす金八。
  「スポーツカーがほしい」といった答えが多い中、
  千尋の出した紙には何も書かれていない。

  金八 
  「あなたはなぜ金持ちになりたいのですか?」

  千尋 
  「お金のことを考えなくていいから」

  金八はそんな彼女に
  「絶対お金より大切なものがあることを教えてやる」
  とつぶやきその回は終わるのですが。
  —–

  見終わった後、少し考えさせられました。
  自分ならどうやって彼女に
  お金より大切なものがあることを教えるのか?

  セオリー通り、
  お金で友情や時間、健康は買えないんだよ、
  と具体例を出して、彼女を諭すのか。

  それとも、

  「千尋ちゃん。お金を稼ぐってことはこういうことで、
   いいサービスっていうのはこうこうなんだよ。
   ご両親の商売の問題点はこれこれで、
   でも、君のやってるサービスにも問題があって、
   それは、こうこうだからうまくいかないのさ」
  みたいに、ビジネス論から切り込んでいくのか。

  皆さんならどのように、
  「お金より大切なものがあること」
  を彼女に諭しますか?

  <2007.12.18コラム>